
皆様こんばんは。
Yuuです。
今日は「リールのギア比」について考察してみます。
あくまで初心者が大した知識なく、実際使用してみて感じたことを書いております。
知識や経験豊富な方からしたら「何言ってんだコイツww」って感じかもしれませんので、生温かい目で読んでいただければと思いますw
バス釣り用リールのギア比について
現在、市場には様々なリールが発売されており、毎年のように新製品が登場していますよね。
バス釣り用のベイトリールは、1つのアイテムで複数のギア比が選択できる商品も数多くあります。
シマノのエントリーモデルの雄「SLX MGL」では、
- ノーマル ギア比6.3:1 最大巻上長63㎝
- HG ギア比7.2:1 最大巻上長72㎝
- XG ギア比8.2:1 最大巻上長82㎝
と、廉価版リールでも3種類のギア比が用意されています。
ダイワタトゥーラSVTWなど、同価格帯のリールも同じようなラインナップになっております。
その他にも、ほとんどのリールがハイギア、ローギアを選択できるようになっていますよね。
ローギアとハイギアの違い
ローギアとハイギアの違いは、巻取り長以外に「巻き抵抗の軽さ」がかかわってきます。
自転車に乗るとき、低いギアを選ぶとペダルが軽いけど、一漕ぎに対しての進み(タイヤの回転数)が少なく、高いギアを選ぶとペダルが重いけど、一漕ぎに対しての進みが多くなります。
これと同じ現象が、リールにもおこります。
ローギアリールは、巻取り長が少ない代わりに巻き抵抗が軽く、ハイギアリールは巻取り長が多い代わりに巻き抵抗が重くなるということです。
使用用途によってギア比を選択する
リールを購入する際、その使用用途によってギア比を選択するわけですが、どんな使用用途にどのギア比が向いているのか。
「巻物にはローギア」「打ち物にはハイギア」「両方使いたければ中間のギア」
一般的にはこのように言われています。
巻物にハイギアリールを使った結果・・

巻物と言われるルアーの中でもクランクベイトやスピナーベイトなどは、巻き抵抗が重いものが多いです。
巻き抵抗の大きいルアーにハイギアリールを使用するとハンドルを回転させるのに多くの力が必要になります。
画像にあるように、カワシマイキーをタトゥーラSVTWのハイギアモデルで使った結果、単純に巻取りが重くて辛いというのもありますが、なにより「スムーズなリトリーブができない」というのが、大きな問題となりました。
カワシマイキーは、リップの付いたビッグベイトで、ジョイント構造もあり、とても引き抵抗の大きいルアー。
ハイギアのタトゥーラSVTWでは、ハンドルを回転させるのに大きな力が必要となり、どうしてもカクカクした回転になり、一定の速度でリールを巻くことがとても難しくなってしまうのです。
そうすると、ルアーも当然連動してカクカク動いてしまいます。
ルアーの動きが死んでしまうような感覚でした。
スムーズなリトリーブ=ルアーが良い動きをする
同じカワシマイキーを、ローギアリールであるカルカッタコンクエスト(ギア比5.8:1)で使用したところ、非常にスムーズにリトリーブすることができました。
単純に、ハンドルが軽く回るので巻くのが楽というのももちろんあります。
ですがなにより、一定の速度でハンドルを回転させるということが、非常に簡単にできました。
「一定の速度」でハンドルを回転させることで、ルアーが本来の動きを出してくれているような感じがありました。
ラインスラックのコントロール
ローギアのリールを使用すると、ラインスラックのコントロールがしやすくなる感じがあります。
ラインスラックとは、ラインのたるみのことで、ワームの釣りでは、ラインスラックのコントロールによってルアーを動かすため、否応なしに意識しておりましたが、巻物ではあまり意識したことはありませんでした。
ですが、巻物においてもこのラインスラックのコントロールは重要な要素なのでは!?と感じました。
スピナーベイトなどレンジコントロールが難しいルアーでも、ラインスラックをある程度出しながら巻いてくることで、レンジのコントロールがしやすくなります。
また、ルアーが障害物に接触したときも、ラインスラックがそのショックを吸収してくれ、障害物をなめるように引いてくることができます。
バスがバイトした際も、ラインがショックを吸収することで弾くことが少なくなる気がしました。
まとめ
今年は、ジリオン10が発売されるなど、ハイギアリールが全盛?な感もあるバスフィッシング界。
ですが、ローギアリールも適材適所で使用することで、釣りがしやすくなることを実感したお話でした。
それではまた。
Yuu Bass Styleをお読みいただきありがとうございました。
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