
こんばんは!
Yuuです。
今年、ダイワから発売された低価格ベイトリールである【バスX】。
バスXは初心者向けのエントリーモデルという位置づけですが、果たして本当に初心者向けなのか。
3か月ほど使用しましたので、インプレを記載します。
良いところ
まず、バスXの良いところですが、
- 軽い
- 適度なギア比
があります。
軽さについては、195gと最近のベイトリールのなかではそんなに突出した軽さではありませんが、使っていて重たいと感じることは皆無です。
ギア比は7.5:1の1択ですが、早すぎず遅すぎず適度なギア比で、巻物から打ちものまで幅広く使えるギア比かと思います。
キャスト性能、飛距離
キャスト性能について。
これは、どんなルアーを使うかによって大きく変わります。
重いもの
まず、重いルアーを投げる場合。
これは問題なくキャストできます。
だいたい10g以上で、空気抵抗の少ないもの(スイムベイトやリップのないプラグ、ビッグベイトなど)であれば、違和感なくキャストできます。
ただし、その際にはマグブレーキをマックスにして、メカニカルブレーキも強めに設定したほうがよいです。
そうしないとバックラッシュが多発します。
また、飛距離についてはそんなに出ません。イメージしている距離の70%くらいの場所に着水してしまう感じ。
ボートなら慣れれば問題ないですが、おかっぱりの場合にはややつらいかも。
軽いもの
そして、10g以下の軽いルアーを投げる場合。
これは、はっきりいってかなり投げにくい。
というかほとんど使い物にならないレベルです。。
ブレーキを弱めないと当然投げにくいですが、ブレーキを緩めるとライントラブルが多発。
低い弾道で投げることが極めて難しいので、着水音が大きくなってしまい、実釣においてはかなりのハンデを背負うことになります。
初心者向きなのか?
価格的には1万円以下で、手軽に買えるバスX。
ターゲットはこれからバス釣りを始める初心者になるかと思いますが、果たして初心者向きなのでしょうか。
私的には、答えはNOだと思います。
初心者の場合、1つのタックルで幅広いルアーを使えるバーサタイル性や、ライントラブルが少ないこと、おかっぱり使用時の飛距離が求められると思います。
残念ながらバスXは
バーサタイル性はない(軽いものはかなりキツイ)
ライントラブル多め(ブレーキ設定がシビア)
飛距離はあまり出ない(おかっぱりではキツイ)
という感じです。
逆に、ビッグベイト専用のロッドに合わせるなど、限定的な場面で使う場合はそこそこに使えるかと。
初心者向けなのは?

私の場合、タトゥーラSVTWをメインで使用していますが、これは素晴らしいリールです。
ライントラブルはほぼ皆無、重いものから軽いものまで問題なく使え、ブレーキ設定の懐も広い。
飛距離も全くストレスを感じない程度に出ます。
価格はバスX2台分ちょっとになってしまいますが、初心者の方で初めての1台という方であれば、圧倒的にタトゥーラSVTVをおすすめします。
まとめ
以上、ダイワの低価格ベイトリール【バスX】の長期使用インプレでした。
やや酷評してしまいましたが、価格を考えれば妥当な性能かな。
それではまた。
Yuu Bass Styleをお読みいただきありがとうございました。
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